鎌倉宗教者会議について

鎌倉宗教者会議とは

歴史的な鎌倉文化圏を地盤とする宗教者が、宗旨・宗派を超えて手を取り合い、豊かな「宗教都市・鎌倉」の実現を目指します。「祈る心」を伝え、育てていくことにより、鎌倉市民を始めとする人々の平安を実現し、豊かな精神生活に寄与することを目的といたします。
また、宗教的エネルギーを以って宗教的行事を推進し、地域の伝統・文化・芸術の振興を図ります。

英文名 Kamakura Religious Council

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設立趣意書

鎌倉は、源 頼朝公によって創府され、今日に至るまで八百年以上の歴史を有しております。
鶴岡八幡宮に代表される諸神社。鎌倉仏教の本山を含む諸寺院。キリスト教諸教会がございます。

狭い地域の中で多くの宗教団体が共生していることは、鎌倉の大きな特徴の一つです。
各宗教団体は、以前より独自の素晴らしい宗教活動をされておりますが、これまで諸宗教をつなぐ組織はございませんでした。

平成23(2011)年3月11日に発生し未曾有の被害をもたらした東日本大震災に対して、鎌倉の神道、仏教、キリスト教の宗教者が宗教の違いを超えて集結し、追悼・復興祈願祭を執り行いました。
このことは大変画期的な出来事でございました。

多くの皆様に平安をもたらすため、歴史的な鎌倉文化圏を地盤とする諸宗教団体が、親睦をはかりながら共に手を取り合い、「宗教都市鎌倉」の実現を期する所存です。

鎌倉が、新しい時代を切り拓く場所となるべく、皆様の御賛同、御参加を賜りたくお願い申し上げます。

– 目的 –

宗教者が、宗旨、宗派を超えて互いに尊重し、協力し合って、失われつつある「祈る心」を伝え、育てていく。
それにより、全世界に向けて誇りを持てる「宗教都市鎌倉」の実現を期する。

– 活動内容 –

  • 歴史的な鎌倉文化圏における宗教者の宗旨、宗派を超えた交流の推進。
  • 東日本大震災 追悼・復興祈願祭の継続。
  • 各宗教施設を活用した共同の催しや、各種ワークショップ、講演会等の実施、または後援。
  • 社会貢献に資する様々な事業への協力。
  • 社会、環境等の分野における諸課題について、宗教界の知識・経験に基づいた発言や提言。
  • 広報用メディア等を活用した広報活動

設立にいたる経緯

建長寺 宗務総長 高井正俊 (鎌倉宗教者会議設立準備委員)

現在の日本の仏教を宗派や信徒数などで見ると、約8割が鎌倉仏教から生まれた諸宗派を源にしているというご指摘をいただく。歴史ある鎌倉の地から、日本の仏教ひいては宗教を復興していく責任があるのではないか、という思いを抱き始める。

建長寺の吉田管長と、鶴岡八幡宮の吉田宮司の交流は10年になる。
2010年3月、八幡宮の大イチョウが倒れた折に、鎌倉の若手僧侶たちによって読経が行われるなど、宗教を超えたつながりはすでに育ちつつあった。

2011年3月11日、東日本大震災が発生。
大津波、加えて原子力発電所の事故という大変な国難に直面した中で、鎌倉仏教会の一部僧侶から、鎌倉中の宗教者が宗旨・宗派を超えて合同祈願を執り行い、祈りを捧げては、という声が出た。

2011年4月11日 鶴岡八幡宮において『東日本大震災 追善供養 復興祈願祭』執行。
神道仏教キリスト教三者合同での法要・祈願祭に参加した宗教者は、仏教関係105名、キリスト教関係約110名、神道約25名。テント席に入れなかった信者数をあわせると、400名を超える宗教関係者が参列した。鶴岡八幡宮には約1万人の一般参列者が集まり、ともに祈りを捧げた。

2012年3月11日 建長寺において『東日本大震災 追善供養 復興祈願祭~1年目の祈り』。
同じく、神道仏教キリスト教の三者合同での法要・祈願祭を建長寺の法堂にて執り行った。「神道」「仏教」「キリスト(基督)教」を象徴する「榊」「蓮」「白百合」をモチーフとしたオリジナルのシンボルマークを作成して記念の散華を販売、義援金とした。そののち、神仏基三宗教合同による宗教者の交流が加速度をもって深まっていった。

2012年11月28日 鶴岡八幡宮において、世界連邦日本宗教委員会の『第34回世界連邦平和促進全国宗教者・信仰者鎌倉大会』が開催される。
会場で、吉田宮司より、「宗教者が集い交流する会が、鎌倉に今までなかったのが不思議」というありがたい励ましのお言葉をいただく。以降、宗教者間で、交流を深めるための意見交換が継続的に行われる。

2013年3月の「追善供養 復興祈願祭(於:カトリック雪ノ下教会)」準備会を通じて、宗教者の集い(「鎌倉宗教者会議」)設立のための調整ができる。
1月に第1回準備委員会を開催。以降、準備委員メンバーで話合いを重ねる。

鎌倉宗教者会議設立準備委員メンバー

妙本寺 住職 早水 日秀 建長寺派 宗務総長 高井 正俊
浄智寺 住職 朝比奈 惠温 明王院 副住職 仲田 晶弘
鶴岡八幡宮 禰宜 小峰 敏司 鶴岡八幡宮 権禰宜 髙橋 永治
カトリック雪ノ下教会 司祭 山口 道孝 鎌倉恩寵教会 牧師 荒井 仁
長谷寺 統括役 大谷 明    

2013年6月28日 鶴岡八幡宮・直会殿にて 鎌倉宗教者会議 設立総会開催

鎌倉宗教者会議のロゴマークについて

追悼・復興祈願祭 オリジナルのシンボルマークです。
描かれている「榊」「蓮」「白百合」は、
それぞれ「神道」「仏教」「キリスト(基督)教」を象徴しています。